第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和8年度(2026年)上期
問74 (法規 問10)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和8年度(2026年)上期 問74(法規 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

高圧受電設備の保守、点検に関する記述として、不適切なものは次のうちどれか。(高圧受電設備規程による。)
  • 日常巡視は、日常随時構内を巡視して、運転中の電気設備を目視等により異常の有無を確認するものである。
  • 定期点検は、短期間(1週間から1ヶ月)の周期で、主として運転中の電気設備を目視により点検を行うものである。
  • 精密点検は、長期間(2年から5年程度)の周期で、電気設備を必要に応じて分解するなど、点検、測定及び試験を行うものである。
  • 臨時点検は、電気事故その他異常が発生したとき、又は異常が発生するおそれがあると判断したときに点検、測定及び試験を行うものである。
  • 保守は、各種点検において異常があった場合や修理・改修の必要を認めた場合等には内容に応じた措置を講じるものである。

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この過去問の解説 (1件)

01

不適切な記述は「定期点検は、短期間(1週間から1ヶ月)の周期で、主として運転中の電気設備を目視により点検を行うものである。」です。

この問題は、高圧受電設備の保守・点検の種類と、その実施内容や周期について問われています。

高圧受電設備の点検には、日常巡視、日常点検、定期点検、精密点検、臨時点検などがあります。

1週間から1ヶ月程度の周期で、運転中の設備を主に目視で確認するのは「日常点検」です。

一方、定期点検は6ヶ月から1年程度の周期で、測定や試験などを行う点検です。

選択肢1. 日常巡視は、日常随時構内を巡視して、運転中の電気設備を目視等により異常の有無を確認するものである。

適切な記述です。

日常巡視は、設備が正常に動いているかを日常的に確認するものです。

設備の周囲を見回り、異音、異臭、変色、損傷などの異常がないかを目や耳などで確認します。

 

選択肢2. 定期点検は、短期間(1週間から1ヶ月)の周期で、主として運転中の電気設備を目視により点検を行うものである。

不適切な記述です。

1週間から1ヶ月程度の周期で行うのは「日常点検」です。

定期点検は、一般に6ヶ月から1年程度の周期で実施します。

必要に応じて設備を停止し、絶縁抵抗の測定や保護装置の動作試験などを行い、設備の安全性を詳しく確認します。

選択肢3. 精密点検は、長期間(2年から5年程度)の周期で、電気設備を必要に応じて分解するなど、点検、測定及び試験を行うものである。

適切な記述です。

精密点検は、2年から5年程度の周期で行う詳しい点検です。

通常の点検では確認しにくい設備内部の状態などを調べるため、必要に応じて機器を分解し、測定や試験を行います。

選択肢4. 臨時点検は、電気事故その他異常が発生したとき、又は異常が発生するおそれがあると判断したときに点検、測定及び試験を行うものである。

適切な記述です。

臨時点検は、事故や異常が発生した場合、または異常が起こるおそれがある場合に実施します。

例えば、落雷や地震によって設備に異常が発生した場合などに、必要な点検や測定、試験を行います。

選択肢5. 保守は、各種点検において異常があった場合や修理・改修の必要を認めた場合等には内容に応じた措置を講じるものである。

適切な記述です。

保守とは、電気設備を安全に使用できる状態に保つための作業です。

点検で異常や故障が見つかった場合には、修理、部品交換、設備の改修など、状況に応じた対応を行います。

まとめ

高圧受電設備では、点検の種類によって実施する周期や内容が異なります。

・日常巡視:日常的に設備を見回り、目視などで異常を確認します。

・日常点検:1週間から1ヶ月程度の周期で、主に運転中の設備を確認します。

・定期点検:6ヶ月から1年程度の周期で、測定や試験などを行います。

・精密点検:2年から5年程度の周期で、必要に応じて設備を分解し、詳しく調べます。

・臨時点検:事故や異常が発生した場合などに実施します。

・保守:点検で見つかった異常に対して、修理や改修などを行います。

特に、日常点検と定期点検の違いを覚えておくことが重要です。

なお、実際の点検周期や方法は、設備の状態や保安規程などに応じて定められます。

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