第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和8年度(2026年)上期
問64 (機械 問18(b))
問題文
論理関数に関する次の問に答えよ。
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問題
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この過去問の解説 (1件)
01
正しい選択肢は「(X+Z)・(Y+Z)」です。
この問題は、論理式を和積形のまま簡単にする方法について問われています。
和積形とは、OR(または)で結んだ式を、AND(かつ)で掛け合わせた形です。
論理式では、変数とその否定の関係などを利用することで、複雑な式を簡単にできます。
今回は、共通する部分をまとめ、不要な変数を取り除くことが重要です。
計算手順
<元の論理式を確認する>
問題で与えられた論理式は、次のとおりです。
F=(X+Y+Z)・(X+Y̅+Z)・(X̅+Y+Z)
ここで、
・「+」:OR(または)
・「・」:AND(かつ)
・「¯」:NOT(否定)
を表します。
論理式では、次の関係が成り立ちます。
A・A̅=0
A+0=A
また、次の公式も重要です。
(A+B)・(A+B̅)=A
<前半の2つの式をまとめる>
元の論理式の前半は、
(X+Y+Z)・(X+Y̅+Z)
です。
ここで、X+Zを共通部分としてまとめると、
={(X+Z)+Y}・{(X+Z)+Y̅}
となります。
先ほどの公式を使うと、YとY̅の部分を取り除けるため、
=X+Z
となります。
したがって、元の論理式は、
F=(X+Z)・(X̅+Y+Z)
に簡単になります。
<残りの式を整理する>
次に、
F=(X+Z)・(X̅+Y+Z)
を整理します。
論理式には、次の公式があります。
(A+B)・(A+C)=A+B・C
共通するZをまとめると、
F=Z+X・(X̅+Y)
となります。
かっこを展開すると、
F=Z+X・X̅+X・Y
です。
ここで、
X・X̅=0
なので、
F=Z+0+X・Y
=Z+X・Y
となります。
<和積形に変換する>
求めた式は、
F=Z+X・Y
です。
これを和積形に変換すると、
F=(X+Z)・(Y+Z)
となります。
したがって、正しい論理式は「(X+Z)・(Y+Z)」です。
正しい選択肢です。
元の論理式は、
F=(X+Y+Z)・(X+Y̅+Z)・(X̅+Y+Z)
です。
前半の2つのかっこをまとめると、
F=(X+Z)・(X̅+Y+Z)
となります。
さらに整理すると、
F=Z+X・Y
です。
これを和積形に変換すると、
F=(X+Z)・(Y+Z)
となります。
論理式を簡単にするときは、共通する部分をまとめ、変数とその否定の関係を利用することが重要です。
今回使用した主な公式は、次のとおりです。
・A・A̅=0:変数とその否定をANDで結ぶと0になります。
・(A+B)・(A+B̅)=A:一方の変数だけが否定されている場合、共通部分を残してまとめられます。
・(A+B)・(A+C)=A+B・C:共通する部分をまとめて簡単にできます。
今回の論理式は、
F=(X+Y+Z)・(X+Y̅+Z)・(X̅+Y+Z)
から、
F=Z+X・Y
となり、和積形で表すと、
F=(X+Z)・(Y+Z)
になります。
特に、「共通部分をまとめる」「否定された変数を利用して式を減らす」「最後に指定された和積形にする」という手順を覚えておきましょう。
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