第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和8年度(2026年)上期
問56 (機械 問14)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和8年度(2026年)上期 問56(機械 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

2進数、10進数、16進数に関する記述として、誤っているものを次のうちから一つ選べ。
  • 16進数の(6)16を16倍すると(60)16になる。
  • 2進数の(1010101)2と16進数の(57)16を比較すると(57)16の方が大きい。
  • 2進数の(1011)2を10進数に変換すると(11)10になる。
  • 10進数の(12)10を16進数に変換すると(C)16になる。
  • 16進数の(3D)16を2進数に変換すると(111011)2になる。

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この過去問の解説 (1件)

01

誤っている記述は「16進数の(3D)₁₆を2進数に変換すると(111011)₂になる。」です。

この問題は、2進数、10進数、16進数の変換方法と、数の大きさの比較について問われています。

それぞれの進数には、次の特徴があります。

・2進数:0と1を使い、桁が1つ上がるごとに値が2倍になります。

・10進数:0~9を使い、桁が1つ上がるごとに値が10倍になります。

・16進数:0~9とA~Fを使い、桁が1つ上がるごとに値が16倍になります。

特に、16進数のA~Fは、10進数の10~15に対応します。

選択肢1. 16進数の(6)16を16倍すると(60)16になる。

適切な記述です。

16進数では、16倍すると桁が1つ左に移動します。

これは、10進数で10倍すると桁が1つ左に移動するのと同じ考え方です。

したがって、

(6)₁₆×(10)₁₆=(60)₁₆

となります。

なお、16進数の(10)₁₆は、10進数の16を表しています。

選択肢2. 2進数の(1010101)2と16進数の(57)16を比較すると(57)16の方が大きい。

適切な記述です。

数の大きさを比較するときは、両方を10進数に変換すると分かりやすくなります。

まず、2進数の(1010101)₂を10進数に変換します。

(1010101)₂

=1×2⁶+1×2⁴+1×2²+1×2⁰

=64+16+4+1

=(85)₁₀

次に、16進数の(57)₁₆を10進数に変換します。

(57)₁₆

=5×16¹+7×16⁰

=80+7

=(87)₁₀

85<87なので、(57)₁₆の方が大きいことが分かります。

選択肢3. 2進数の(1011)2を10進数に変換すると(11)10になる。

適切な記述です。

2進数では、右から順に2⁰、2¹、2²、2³という重みが付いています。

そのため、

(1011)₂

=1×2³+0×2²+1×2¹+1×2⁰

=8+0+2+1

=(11)₁₀

となります。

したがって、(1011)₂=(11)₁₀です。

選択肢4. 10進数の(12)10を16進数に変換すると(C)16になる。

適切な記述です。

16進数では、10進数の10~15をA~Fで表します。

具体的には、

A=10、B=11、C=12、D=13、E=14、F=15

です。

したがって、10進数の12は16進数のCに対応するため、

(12)₁₀=(C)₁₆

となります。

選択肢5. 16進数の(3D)16を2進数に変換すると(111011)2になる。

誤っている記述です。

16進数の1桁は、2進数の4桁で表すことができます。

まず、16進数の3とDを、それぞれ2進数に変換します。

3=0011

D=1101

これらを順番につなげると、

(3D)₁₆=(00111101)₂

となります。

先頭の不要な0を取り除くと、

(3D)₁₆=(111101)₂

です。

したがって、問題の(111011)₂は誤りです。

なお、(111011)₂は10進数で59、16進数では(3B)₁₆になります。

まとめ

2進数、10進数、16進数の変換では、各桁の重みと、16進数のA~Fの値を理解することが重要です。

・2進数から10進数への変換:各桁の数字に2の累乗を掛けて合計します。

・16進数から10進数への変換:各桁の数字に16の累乗を掛けて合計します。

・10進数から16進数への変換:10~15はA~Fで表します。

・16進数から2進数への変換:16進数の1桁を2進数の4桁に変換します。

今回の問題で確認した主な変換結果は、次のとおりです。

・(1010101)₂=(85)₁₀

・(57)₁₆=(87)₁₀

・(1011)₂=(11)₁₀

・(12)₁₀=(C)₁₆

・(3D)₁₆=(111101)₂

特に、16進数の1桁は2進数の4桁に対応するため、16進数と2進数の変換では、4桁ずつ区切って考えると間違いを防ぎやすくなります。

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