第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和8年度(2026年)上期
問47 (機械 問5)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和8年度(2026年)上期 問47(機械 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、三相同期発電機に関する記述である。

三相同期発電機は、水車を原動機とする水車発電機や、蒸気タービンを原動機とするタービン発電機などに用いられている。水車発電機では、水車の回転速度が比較的( ア )ため、発電機の極数を( イ )しなければならない。また、水車発電機の回転子は、軸方向に比べて直径が( ウ )なっている。
タービン発電機の回転子は、水車発電機に比べて回転速度が( エ )ので、回転子の機械的強度の関係から、回転子の直径は軸方向の長さに比べて( オ )した設計になっている。

上記の記述中の空白箇所( ア )~( オ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
  • ア:小さい  イ:小さく  ウ:大きく  エ:大きい  オ:大きく
  • ア:小さい  イ:大きく  ウ:大きく  エ:大きい  オ:小さく
  • ア:小さい  イ:大きく  ウ:大きく  エ:大きい  オ:大きく
  • ア:大きい  イ:大きく  ウ:小さく  エ:小さい  オ:小さく
  • ア:大きい  イ:小さく  ウ:小さく  エ:小さい  オ:大きく

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この過去問の解説 (1件)

01

正しい選択肢は「ア:小さい イ:大きく ウ:大きく エ:大きい オ:小さく」です。

この問題は、水車発電機とタービン発電機の回転速度、極数、回転子の形状の違いについて問われています。

水車発電機は、回転速度が比較的小さいため、極数を大きくする必要があります。また、回転子は直径が大きく、軸方向の長さが短い形状になっています。

一方、タービン発電機は、回転速度が大きいため、遠心力に耐えられるように、回転子の直径を小さくし、軸方向に長い形状にしています。

選択肢2. ア:小さい  イ:大きく  ウ:大きく  エ:大きい  オ:小さく

正しい選択肢です。

水車発電機は、水車の回転速度が比較的小さいため、極数を多くすることで必要な周波数を得ています。

また、多くの磁極を配置するため、回転子は直径が大きく、軸方向の長さが短い形状になります。

一方、タービン発電機は回転速度が大きいため、遠心力に耐えられるように、直径を小さくして軸方向に長い形状にしています。

まとめ

水車発電機とタービン発電機は、原動機の回転速度が異なるため、極数や回転子の形状にも違いがあります。

・水車発電機:回転速度が小さく、極数が多く、回転子は直径が大きく軸方向に短い形状です。

・タービン発電機:回転速度が大きく、極数が少なく、回転子は直径が小さく軸方向に長い形状です。

また、同期発電機の回転速度nは、次の式で求められます。

n=120f/p

・n:回転速度[min⁻¹]

・f:周波数[Hz]

・p:極数

この式から、同じ周波数では、極数が多いほど回転速度が小さくなることが分かります。

特に、「水車発電機は低速・多極・大径」「タービン発電機は高速・少極・小径」という違いを覚えておきましょう。

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