第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)下期
問75 (法規 問11(a))

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)下期 問75(法規 問11(a)) (訂正依頼・報告はこちら)

接地極及び接地抵抗測定について、次の問に答えよ。

図1は大地抵抗率ρ[Ω・m]の土壌に埋設された棒状接地極の概略図である。この接地極の接地抵抗R[Ω]は①式で示されるものとする。
R=(ρ/2πL)ln(4L/d)  ……①

ただし、L:接地極の長さ[m]d:接地極の直径[m]π:円周率であり、ln(4L/d)は4L/dの自然対数を示す。
ここで、x=4L/dと置いて①式を書き直すと②式となる。
R=2ρ/(πd)・ln(x)/x  ……②

②式中のln(x)/xは、L≫dとして200≦x≦1000の範囲で図2の値となる。
今、ρ=150Ω・m、d=14✕10−3mの条件でRを100Ω以下としたいとき、これを実現するためのLの最小長さ[m]として、最も近いものを次の選択肢から一つ選べ。ただし、ρは深さによらず一定とする。
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この過去問の解説 (1件)

01

回答項目と題意より与えられている条件について整理します。

 回答項目

  Rを100Ω以下としたいときの、Lの最小長さ[m]

 

 与えられている条件

  ρ=150Ω・m

  d=14✕10−3m

  R=2ρ/(πd)・ln(x)/x

  x=4L/d

___________________________________________________________________

与えられている条件から初めにxを求めていく。

 Rを100Ω以下としたいとき、②式は、

  R=100≧2ρ/(πd)・ln(x)/x

 で表される。

 

 ρ=150Ω・m、d=14✕10−3mを代入すると、

  100≧2×1503.14×14×10-3×ln(x)x

 

  ln(x)x≦3.14×14×102×150≒0.01467

 

 ln(x)xが0.01467となるときのxは、

  x≒410

 となる。

 

次に、x=4L/dからLを求める。

  L=xd4=410×14×10-34≒1.435

 

解答に一番近い値はL=1.5m・・・答え

選択肢1. 0.7

この選択肢は誤りです。

選択肢2. 1.0

この選択肢は誤りです。

選択肢3. 1.2

この選択肢は誤りです。

選択肢4. 1.5

この選択肢が正答となります。

選択肢5. 2.0

この選択肢は誤りです。

まとめ

式①からLを求めようとしても、Lが対数の中にも外にも含まれているため、普通の移項だけではLを分離できません。

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