第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)下期
問17 (理論 問16(a))

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)下期 問17(理論 問16(a)) (訂正依頼・報告はこちら)

図の直流回路において、次の問いに答えよ。
ただし、電源電圧E[V]の値は一定で変化しないものとする。

図1のように抵抗R[Ω]を端子a、d間に接続したとき、I1=4.5A、I2=0.5Aの電流が流れた。抵抗Rの値[Ω]として、正しいものを次のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

直流回路の問題で抵抗Rの値[Ω]を求めていく形となります。

まず図1の抵抗Rに着目すると電流I2=0.5Aが流れており、この抵抗Rにかかる電圧が分かれば抵抗値を求めることができます。

なのでまずは電圧から求めていきましょう。

図1の端子a、d間は並列回路となりますので3つの経路にかかる電圧はすべて同じとなります。よって抵抗R以外の上下いずれかの電圧を求めれば良いですが上下とも2つの抵抗を合計すると20[Ω]となります。

また流れる電流はキルヒーホッフの法則により以下のようになります。

 

・I´=I1-I2=4.5-0.5=4.0[A]

 

さらに上記で求めた4.0[A]の電流は上下に分流されるので以下となります。

 

・I”=(20/20+20)×4.0=2.0[A]

 

以上より電圧はオームの法則により以下となります。

 

・V=IR=2.0×20=40[V]

 

この結果により40[V]の電圧が抵抗Rにかかりますのでオームの法則を適用して求めていきます。

 

・R=V/I2=40/0.5=80[Ω]

 

よって抵抗Rの値は80[Ω]となります。

選択肢3. 80

こちらが正しいです。

まとめ

並列回路の特性を理解していれば、ズムーズに正答に辿りつけますので、苦手な方は基礎から見直していきましょう。

参考になった数1

02

並列回路の電圧・電流関係から未知抵抗を求める計算問題です。

 

この問題では、オームの法則とキルヒホッフの法則を使います。

選択肢3. 80

◆a-bーd間とa-cーd間の合成抵抗を求め、

それぞれに流れる電流を求めます

Rabd=16+4

=20[Ω]

 

Racd=16+4

=20[Ω]

 

合成抵抗が同じなので、a-bーd間とa-cーd間には、

同じ比で電流が分流されることになります。

 

流入する電流I1=4.5[A]、分流する電流I2=0.5[A]と分かっているので、

a-bーd間とa-cーd間はこの差分を2で割った値の電流が流れることになります。

 

I1ーI2=4.5-0.5

=4.0[A]

 

Iabd=Iacd=4.02

=2.0[A]

 

 

◆a-d間の電圧(電源電圧)を求めます

a-d間の電圧をオームの法則から求めます。

 

E=Vad=IabdRabd

=2.0×20

=40[V]

 

 

◆未知の抵抗Rを求めます

 

R=EIR

=400.5

=80[Ω]

参考になった数0