第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問72 (法規 問8)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問72(法規 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、「電気設備技術基準の解釈」に基づく低圧配線及び高圧配線の施設に関する記述である。
a) ケーブル工事により施設する低圧配線が、弱電流電線又は水管、ガス管若しくはこれらに類するもの(以下、「水管等」という。)と接近し又は交差する場合は、低圧配線が弱電流電線又は水管等と( ア )施設すること。
b) 高圧屋内配線工事は、がいし引き工事(乾燥した場所であって( イ )した場所に限る。)又は( ウ )により施設すること。

上記の記述中の空白箇所に当てはまる組合せとして、正しいものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • ア:接触しないように  イ:隠ぺい  ウ:ケーブル工事
  • ア:の離隔距離を10cm以上となるように  イ:展開  ウ:金属管工事
  • ア:の離隔距離を10cm以上となるように  イ:隠ぺい  ウ:ケーブル工事
  • ア:接触しないように  イ:展開  ウ:ケーブル工事
  • ア:接触しないように  イ:隠ぺい  ウ:金属管工事

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この過去問の解説 (2件)

01

選択肢ア:
低圧ケーブルが弱電流電線や水管等と接近・交差する場合、相互の影響や損傷を防ぐために「接触しないように」施設することが求められます。

離隔距離10cm以上という規定はなく、あくまで接触防止が要件です。

 

選択肢イ:
高圧屋内配線工事については、がいし引き工事またはケーブル工事で施設することが規定されており、がいし引き工事が許されるのは乾燥した場所であって展開した場所に限るとされています。

展開とは配線が露出して目視できる状態を指し、隠ぺいされた場所ではがいし引き工事は認められません。

 

選択肢ウ:
高圧屋内配線の工事方法として金属管工事は規定されておらず、ケーブル工事が正しい選択となります。

 

よって、「ア:接触しないように イ:展開 ウ:ケーブル工事」となります。

選択肢1. ア:接触しないように  イ:隠ぺい  ウ:ケーブル工事

この選択肢は誤りです。

選択肢2. ア:の離隔距離を10cm以上となるように  イ:展開  ウ:金属管工事

この選択肢は誤りです。

選択肢3. ア:の離隔距離を10cm以上となるように  イ:隠ぺい  ウ:ケーブル工事

この選択肢は誤りです。

選択肢4. ア:接触しないように  イ:展開  ウ:ケーブル工事

この選択肢は正解です。

選択肢5. ア:接触しないように  イ:隠ぺい  ウ:金属管工事

この選択肢は誤りです。

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02

電気設備技術基準の解釈の分散型電源の低圧配線及び高圧配線の施設については、次のように定まっています。

※出題歴のない部分は省略しています。

※赤字は過去の出題部分を示しています。

 

【低圧配線と弱電流電線等又は管との接近又は交差】
1 略
2 (略)、ケーブル工事、(略)により施設する低圧配線が、

  弱電流電線又は水管等と接近し又は交差する場合は、

  次項ただし書の規定による場合を除き、

  低圧配線が弱電流電線又は水管等と接触しないように施設すること。
3 略

 

【高圧配線の施設】
1 高圧屋内配線は、次の各号によること。
 一 高圧屋内配線は、次に掲げる工事のいずれかにより施設すること。
  イ がいし引き工事(乾燥した場所であって展開した場所に限る。)
  ロ ケーブル工事
 二 がいし引き工事による高圧屋内配線は、次によること。
  イ~ロ 略
  ハ 電線の支持点間の距離は、6m以下であること。

    ただし、電線を造営材の面に沿って取り付ける場合は、2m以下とすること。
  ニ~ト 略
 三 ケーブル工事による高圧屋内配線は、次によること。
  イ 略
  ロ 略
  ハ 管その他のケーブルを収める防護装置の金属製部分、

    金属製の電線接続箱及びケーブルの被覆に使用する金属体には、

    A種接地工事を施すこと。

    ただし、接触防護措置(金属製のものであって、防護措置を施す設備と

    電気的に接続するおそれがあるもので防護する方法を除く。)を施す場合は、

    D種接地工事によることができる。
2 高圧屋内配線が、他の高圧屋内配線、低圧屋内電線、

  管灯回路の配線、弱電流電線等又は水管、ガス管

  若しくはこれらに類するもの(以下この項において「他の屋内電線等」という。)

  と接近又は交差する場合は、次の各号のいずれかによること。
 一 高圧屋内配線と他の屋内電線等との離隔距離は、

   15cmがいし引き工事により施設する低圧屋内電線が

   裸電線である場合は30cm)以上であること。

 二 高圧屋内配線をケーブル工事により施設する場合においては、

   次のいずれかによること。
  イ ケーブルと他の屋内電線等との間に耐火性のある堅ろうな隔壁を設けること。
  ロ ケーブルを耐火性のある堅ろうな管に収めること。
  ハ 他の高圧屋内配線の電線がケーブルであること。
3~4 略

選択肢4. ア:接触しないように  イ:展開  ウ:ケーブル工事

条文より、アが「接触しないように」、イが「展開」、ウが「ケーブル工事」とわかります。

まとめ

空欄補充問題で聞かれる部分は決まっておりますので、赤字の部分は覚えておくようにしてください。

令和元年の問5に全く同じ問題が出題されています。

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