第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問50 (機械 問8)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問50(機械 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、太陽光発電設備におけるパワーコンディショナに関する記述である。
近年、住宅に太陽光発電設備が設置され、低圧配電線に連系されることが増えてきた。連系のためには、太陽電池と配電線との間にパワーコンディショナが設置される。パワーコンディショナは( ア )と系統連系用保護装置とが一体になった装置である。パワーコンディショナは、連系中の配電線で事故が生じた場合に、太陽光発電設備が( イ )状態を継続しないように、これを検出して太陽光発電設備を系統から切り離す機能をもっている。パワーコンディショナには、( イ )の検出のために、電圧位相や( ウ )の急変などを常時監視する機能が組み込まれている。ただし、配電線側で発生する( エ )に対しては、系統からの不要な切り離しをしないよう対策がとられている。

上記の記述中の空白箇所に当てはまる組合せとして、正しいものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • ア:逆変換装置  イ:自立運転  ウ:発電電力  エ:停電
  • ア:逆変換装置  イ:単独運転  ウ:発電電力  エ:瞬時電圧低下
  • ア:逆変換装置  イ:単独運転  ウ:周波数  エ:瞬時電圧低下
  • ア:整流装置  イ:自立運転  ウ:発電電力  エ:停電
  • ア:整流装置  イ:単独運転  ウ:周波数  エ:停電

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、太陽光発電設備に用いられるパワーコンディショナの構成と、系統連系時の保護機能についての理解を問うものです。

特に単独運転防止機能の検出方法や、瞬時電圧低下への対応が重要なポイントです。

選択肢1. ア:逆変換装置  イ:自立運転  ウ:発電電力  エ:停電

パワーコンディショナは直流を交流に変換する逆変換装置を含む点は正しいですが、系統事故時に問題となるのは自立運転ではなく単独運転です。

また、不要な切り離し対策の対象は停電ではなく瞬時電圧低下です。
この選択肢は誤りです。

選択肢2. ア:逆変換装置  イ:単独運転  ウ:発電電力  エ:瞬時電圧低下

パワーコンディショナに逆変換装置が含まれ、単独運転を防止する点は正しいですが、単独運転検出では発電電力の急変だけでなく、周波数の変化も重要な監視項目です。

そのため記述が不十分です。
この選択肢は誤りです。

選択肢3. ア:逆変換装置  イ:単独運転  ウ:周波数  エ:瞬時電圧低下

パワーコンディショナは逆変換装置と系統連系用保護装置が一体となった装置です。

配電線事故時に太陽光発電設備が単独運転状態を継続しないよう、電圧位相や周波数の急変を監視して検出します。

また、配電線側で発生する瞬時電圧低下に対しては、不要な系統切り離しを防ぐ対策が施されています。
この選択肢は正解です。

選択肢4. ア:整流装置  イ:自立運転  ウ:発電電力  エ:停電

パワーコンディショナは整流装置ではなく逆変換装置を主体とする装置です。

また、系統事故時に防止すべき状態は自立運転ではありません。
この選択肢は誤りです。

選択肢5. ア:整流装置  イ:単独運転  ウ:周波数  エ:停電

パワーコンディショナの主機能は逆変換であり、整流装置ではありません。

また、不要な切り離し対策の対象は停電ではなく瞬時電圧低下です。
この選択肢は誤りです。

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