第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問38 (電力 問15(b))

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問38(電力 問15(b)) (訂正依頼・報告はこちら)

図の流況曲線を持つ河川の全流量を使用できる調整池式水力発電所において、発電所の使用流量[m3/s]と調整池の有効貯水容量[m3]について、次の(b)の問に答えよ。

(b)上記流況曲線で200日以上発生する流量において、 小問(a) の最大使用流量で1日8時間の運転を可能とするための有効貯水容量[m3]として、最も小さいものを次の選択肢のうちから一つ選べ。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題では、小問(a)で求めた最大使用流量を用い、流況曲線から200日以上発生する流量を読み取り、1日8時間の発電運転を行うために必要な調整池の有効貯水容量を求めます。
流況曲線より、200日以上発生する流量は14m³/sと読み取れます。
小問(a)で求めた最大使用流量は32.0m³/sであるため、発電運転時には河川流量との差分を調整池から補う必要があります。

1日8時間の発電運転中に不足する流量は、32.0−14=18.0m³/sです。
この不足分を8時間補うために必要な貯水量は18.0×8×3,600=518,400m³です。

選択肢1. 420,000

必要な有効貯水容量は518,400m³であり、420,000m³では不足します。

したがって、条件を満たしません。
この選択肢は誤りです。

選択肢2. 500,000

必要な有効貯水容量は518,400m³であり、500,000m³ではわずかに不足します。
したがって、条件を満たしません。
この選択肢は誤りです。

選択肢3. 440,000

必要な有効貯水容量518,400m³に対して、440,000m³では不足しています。
条件を満たしていません。
この選択肢は誤りです。

選択肢4. 460,000

必要な有効貯水容量518,400m³に対して、460,000m³では不足しています。

よって、適切ではありません。

この選択肢は誤りです。

選択肢5. 520,000

発電運転中の不足流量18.0m³/sを8時間補うために必要な有効貯水容量は518,400m³です。
選択肢の中でこれに最も近く、かつ条件を満たす最小の値は520,000m³です。
この選択肢は正解です。

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02

前問に引き続き、調整池式水力発電所において、

前問で求めた最大使用流量で、8時間運転したときの有効貯水容量[m3]を求めます。

曲線から200日以降の流量は14m3/sであり、

最大使用流量との差で使用流量が分かります。

つまり、

32-14=18m3/sとなります。

それから、使用料と時間との積で、

18×8×3600=518400m3となります。

選択肢1. 420,000

誤:珪砂結果と異なります。

選択肢2. 500,000

誤:珪砂結果と異なります。

選択肢3. 440,000

誤:珪砂結果と異なります。

選択肢4. 460,000

誤:珪砂結果と異なります。

選択肢5. 520,000

正:計算結果の近似値となります。

まとめ

前問の引き続きで、貯水池式水力発電所の使用量を求める問題でした。

曲線からの流量との差と、時間との積で求められます。

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