第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問37 (電力 問15(a))
問題文
(a)1日単位の調整運転を行う場合、上記流況曲線の渇水量8m3/sにおいて、1日に6時間の運転を可能とする最大の使用流量[m3/s]と、当該時間外に調整池に流入する貯水量[m3]の組合せとして、最も近いものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
ここで、当該6時間の最大使用流量での運転以外の時間は、水車・発電機を停止して調整池に河川の全流量を貯水するものとする。
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問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問37(電力 問15(a)) (訂正依頼・報告はこちら)
(a)1日単位の調整運転を行う場合、上記流況曲線の渇水量8m3/sにおいて、1日に6時間の運転を可能とする最大の使用流量[m3/s]と、当該時間外に調整池に流入する貯水量[m3]の組合せとして、最も近いものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
ここで、当該6時間の最大使用流量での運転以外の時間は、水車・発電機を停止して調整池に河川の全流量を貯水するものとする。
- 最大使用流量:22.8[m3/s] 貯水量:410,400[m3]
- 最大使用流量:28.8[m3/s] 貯水量:518,400[m3]
- 最大使用流量:34.8[m3/s] 貯水量:518,400[m3]
- 最大使用流量:28.8[m3/s] 貯水量:410,400[m3]
- 最大使用流量:32.0[m3/s] 貯水量:518,400[m3]
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、流況曲線から読み取れる渇水量を用いて、1日単位の調整運転を行う調整池式水力発電所の使用流量と調整池の有効貯水容量を求めます。
この問題では渇水量は8m³/sで一定とし、1日のうち6時間のみ最大使用流量で発電を行い、それ以外の時間は発電を停止して河川の全流量を調整池に貯水する条件が与えられています。
流入量と使用量の時間配分から、必要となる貯水量と最大使用流量の関係を整理して判断します。
最大使用流量が22.8m³/sの場合、6時間の発電に必要な放流水量は渇水量との差が小さく、調整池に貯水される量と整合しません。
また、示されている貯水量410,400m³は、渇水量8m³/sを18時間貯水した量より小さく、条件を満たしません。
この選択肢は誤りです。
最大使用流量が28.8m³/sの場合、6時間の運転に必要な放流水量は増加しますが、調整池に貯水される18時間分の流入量との釣り合いがとれていません。
貯水量518,400m³は正しい値ですが、最大使用流量が不足しています。
この選択肢は誤りです。
最大使用流量が34.8m³/sの場合、6時間運転時に必要な放流水量が大きくなりすぎ、18時間で貯水できる量518,400m³を超えてしまいます。
したがって、調整池容量が不足します。
この選択肢は誤りです。
最大使用流量が28.8m³/sである点は不足しており、また貯水量410,400m³は18時間分の渇水量による貯水量と一致しません。
条件を満たしていません。
この選択肢は誤りです。
渇水量8m³/sを18時間貯水すると、貯水量は
8 × 18 × 3,600 = 518,400m³ となります。
この貯水量を用いて6時間発電すると、使用可能な最大使用流量は
8 + 518,400 ÷(6 × 3,600)= 32.0m³/s となります。
したがって、この組合せが条件を満たす最大使用流量と貯水量です。
この選択肢は正解です。
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