第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問35 (電力 問13)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問35(電力 問13) (訂正依頼・報告はこちら)

三相3線式配電線により遅れ力率70%,W1[kW]の負荷に電力を供給している。負荷が遅れ力率91%,W2[kW]に変化したが線路損失は変わらなかった。W2はW1の何倍か。最も近いものを次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、負荷の端子電圧は変わらないものとする。
  • 0.77
  • 1.3
  • 2.3
  • 1.1
  • 1.7

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、三相3線式配電線における線路損失と力率、負荷電力の関係を理解しているかが問われています。
線路損失は電流の二乗に比例し、三相負荷の電流は、負荷電力を力率で割った値に比例します。

負荷の端子電圧が一定で、線路損失が変わらないという条件から、負荷変化前後で流れる電流は同じと考えます。
そのため、負荷電力は力率に比例する関係となり、この関係を用いてW2とW1の比を求めます。

選択肢1. 0.77

力率が0.70から0.91に改善すると、同じ電流条件では供給できる有効電力は増加します。

0.77倍では力率改善後の負荷電力が小さくなっており、条件に合いません。

この選択肢は誤りです。

選択肢2. 1.3

線路損失が同一であるため電流は同じであり、有効電力は力率に比例します。
したがって、W2/W1=0.91/0.70≒1.3となり、この値は計算結果と一致します。
この選択肢は正解です。

選択肢3. 2.3

力率改善による負荷電力の増加は約1.3倍であり、2.3倍になるほど大きくはなりません。
この選択肢は誤りです。

選択肢4. 1.1

力率の変化を考慮すると、負荷電力の増加率は1.1倍程度では不足しています。
計算結果と一致しません。
この選択肢は誤りです。

選択肢5. 1.7

力率0.70から0.91への改善による電力増加率は約1.3倍であり、1.7倍は過大です。
したがって条件を満たしません。
この選択肢は誤りです。

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