第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問27 (電力 問5)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問27(電力 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、バイオマス発電に関する記述である。
バイオマス発電は、植物等の( ア )物から得られる燃料を利用した発電と定義することができ、燃料の代表的なものには、木くずから得られる( イ )やさとうきびから得られるエタノールがある。植物から燃料を得る場合、その植物に吸収される( ウ )量と発電時の( ウ )発生量を同じとすることができれば、環境に負担をかけないエネルギー源となる。バイオマス発電の設備は、一般的に( エ )である。

上記の記述中の空白箇所に当てはまる組合せとして、正しいものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • ア:無機  イ:固形化燃料  ウ:二酸化炭素  エ:小規模分散型
  • ア:無機  イ:メタン  ウ:窒素化合物  エ:小規模分散型
  • ア:有機  イ:メタン  ウ:窒素化合物  エ:大規模集中型
  • ア:有機  イ:メタン  ウ:二酸化炭素  エ:大規模集中型
  • ア:有機  イ:固形化燃料  ウ:二酸化炭素  エ:小規模分散型

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、バイオマス発電の定義、燃料の種類、環境特性、および発電設備の特徴について理解しているかを確認します。
バイオマスとは、動植物などの有機物に由来する資源を指します。

木くずなどからは固形化燃料が得られ、さとうきびなどからはエタノールが生成されます。
また、植物は成長過程で二酸化炭素を吸収するため、発電時に排出される二酸化炭素量と吸収量が同程度であれば、炭素循環の観点から環境負荷が小さいと考えられます。
さらに、バイオマス資源は分散して存在するため、発電設備は小規模分散型となるのが一般的です。

選択肢1. ア:無機  イ:固形化燃料  ウ:二酸化炭素  エ:小規模分散型

バイオマスは無機物ではなく、有機物に由来する資源です。
また、燃料として挙げられている固形化燃料や設備形態の記述は一部適切ですが、定義の前提が誤っています。
したがって、この選択肢は誤りです。

選択肢2. ア:無機  イ:メタン  ウ:窒素化合物  エ:小規模分散型

バイオマスは有機物由来であり、無機物ではありません。
さらに、環境負荷の説明で用いられるのは二酸化炭素であり、窒素化合物ではありません。
よって、この選択肢は誤りです。

選択肢3. ア:有機  イ:メタン  ウ:窒素化合物  エ:大規模集中型

バイオマスが有機物由来である点は正しいですが、植物が吸収・排出する物質は二酸化炭素であり、窒素化合物ではありません。
また、バイオマス発電は一般に大規模集中型ではありません。
したがって、この選択肢は誤りです。

選択肢4. ア:有機  イ:メタン  ウ:二酸化炭素  エ:大規模集中型

植物が吸収・排出する物質を二酸化炭素としている点は正しいですが、木くずから得られる代表的な燃料はメタンではありません。
また、バイオマス発電設備は一般に小規模分散型です。
よって、この選択肢は誤りです。

選択肢5. ア:有機  イ:固形化燃料  ウ:二酸化炭素  エ:小規模分散型

バイオマスは植物などの有機物由来の資源です。
木くずからは固形化燃料が得られ、植物の成長時に吸収される二酸化炭素量と発電時の排出量を同程度とみなせます。
また、バイオマス発電設備は小規模分散型であるのが一般的です。
以上より、この選択肢が正解です。

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