第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問18 (理論 問16(b))

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問18(理論 問16(b)) (訂正依頼・報告はこちら)

次に示す条件Ⅰ~Ⅲを満たす永久磁石可動コイル形電流電圧計を製作したい。永久磁石可動コイル形電流電圧計内部の接続の一部が図に示すようであるとき、次の(a)及び(b)の問に答えよ。ただし、コイルは内部抵抗r=5Ωであり、最大4mAまで直流電流を流すことができるものとする。

条件Ⅰ:切り替えスイッチをAにしたときは、最大1Aの直流電流を測定できるものとする。
条件Ⅱ:切り替えスイッチをBにしたときは、最大100mAの直流電流を測定できるものとする。
条件Ⅲ:切り替えスイッチをCにしたときは、最大1.2Vの直流電圧を測定できるものとする。

抵抗R3の値[Ω]として、最も近いものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、永久磁石可動コイル形電流電圧計において、切り替えスイッチをCにしたときに最大1.2Vの直流電圧を測定できるようにするための抵抗R3の値を求めます。

電圧計として使用する場合、可動コイル(内部抵抗5Ω)には最大値である4mAが流れるように直列抵抗を設計する必要があります。

最大測定電圧1.2Vと最大電流4mAより、電圧計全体の合成抵抗は300Ωとなります。

図より、電圧測定時は可動コイル、R0(19Ω)、R3が直列となるため、これらの抵抗の合計が300ΩになるようにR3を求めます。

選択肢1. 2.36

抵抗値が小さすぎるため、1.2V印加時に可動コイルに流れる電流が4mAを大きく超えてしまいます。

その結果、計器の最大定格を満たすことができません。

この選択肢は誤りです。

選択肢2. 23.6

合成抵抗が不足し、1.2Vを印加したときに可動コイル電流が規定値より大きくなります。
電圧計として正しい測定範囲を実現できません。
この選択肢は誤りです。

選択肢3. 25

可動コイルの内部抵抗5ΩとR0の19Ωを考慮しても、合成抵抗が300Ωに達しません。
そのため、最大電圧1.2V時に流れる電流が過大となります。
この選択肢は誤りです。

選択肢4. 236

電圧計全体の合成抵抗は300Ωである必要があります。
可動コイルの内部抵抗5ΩとR0の19Ωを差し引くと、R3は約276Ωとなります。
この値に最も近いのは236Ωであり、条件を最もよく満たします。
この選択肢は正しいです。

選択肢5. 2360

抵抗値が大きすぎるため、1.2V印加時に可動コイルに流れる電流が4mAに達しません。

その結果、最大電圧時でもフルスケールにならない計器となります。

この選択肢は誤りです。

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