第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)下期
問3 (理論 問3)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)下期 問3(理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

巻数1000のコイルに直流電流0.2Aを流したとき、6✕10−4Wbの磁束を発生した。この場合、コイルの自己インダクタンス[H]の値として、最も近いものを次のうちから一つ選べ。ただし、コイルの漏れ磁束は無視できるものとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

自己インダクタンスを求める計算問題です。

 

この問題では、次の公式を使います。

 

NΦ=LI

 

N:巻数

Φ:磁束

L:自己インダクタンス

I:直流電流

選択肢3. 3

NΦ=LIの式を自己インダクタンスを求める式に変形し、

値を代入して計算します。

 

L=NΦI

=1000✕6✕10-40.2

=3[H]

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02

自己インダクタンスL[H]とはコイルに電流I[A]を流した際によって生じる磁束Φ[Wb]の変化を妨げようと働く起電力、すなわち自己誘導起電力e[V]の比例定数となり、以下のような関係性が成り立ちます。

 

・e[V]=-L×(ΔI/Δt)=-N×(ΔΦ/Δt)‥①

※ΔI[A]:電流変化、Δt[A]:時間変化、N:巻数

 

上記①式より分母のΔtは共通項であるので以下のように変形ができます。

・e[V]=-LΔI=-NΔΦ‥①´

 

さらに上記①´式を自己インダクタンスL[H]について解くと次のようになります。

・L[H]=NΦ/I‥②

 

よって上記②式に問題で与えられている数値を代入して自己インダクタンスL[H]を求めると次のようになります。

・L=1000×6✕10−4/0.2=0.6/0.2=3[H]

以上となります。

 

選択肢3. 3

こちらが正しいです。

まとめ

コイルの自己誘導起電力は逆起電力とも呼ばれています。

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