第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)上期
問45 (機械 問3)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)上期 問45(機械 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

三相かご形誘導機に関する記述として、誤っているものを次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 同じ容量の三相巻線形誘導機よりも構造が簡単で、安価である。
  • 発電機として、一部の水力発電や風力発電に採用されている。
  • 発電運転中の滑りは負となる。
  • 大容量の電動機にはアルミダイカスト回転子が広く用いられている。
  • 回転子に棒状の導体を用いている三相かご形誘導機は、同じ容量の三相巻線形誘導機よりも機械的に過酷な使用に耐えられる。

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は、三相かご形誘導機の構造や運転特性、用途に関する正誤を問う内容です。

各記述について、かご形誘導機の一般的な特徴と照らし合わせて判断します。

選択肢1. 同じ容量の三相巻線形誘導機よりも構造が簡単で、安価である。

三相かご形誘導機は、回転子に巻線やスリップリングを持たないため構造が簡単であり、同じ容量の三相巻線形誘導機と比較して製作コストが低くなります。
この選択肢は正解です。

選択肢2. 発電機として、一部の水力発電や風力発電に採用されている。

三相かご形誘導機は、外部から回転速度を同期速度以上に与えることで誘導発電機として動作し、水力発電や風力発電の一部で実際に利用されています。
この選択肢は正解です。

選択肢3. 発電運転中の滑りは負となる。

誘導機では、回転速度が同期速度を超えると発電運転となり、このとき滑りは負の値になります。
この選択肢は正解です。

選択肢4. 大容量の電動機にはアルミダイカスト回転子が広く用いられている。

アルミダイカスト回転子は、小容量から中容量の三相かご形誘導機で広く用いられていますが、大容量機では損失低減や機械的強度の観点から銅回転子が用いられるのが一般的です。

したがって、大容量の電動機に広く用いられているとする記述は適切ではありません。
この選択肢は誤りです。

選択肢5. 回転子に棒状の導体を用いている三相かご形誘導機は、同じ容量の三相巻線形誘導機よりも機械的に過酷な使用に耐えられる。

三相かご形誘導機は、回転子が棒状導体で構成されており、ブラシやスリップリングを持たないため、同じ容量の三相巻線形誘導機よりも機械的に堅牢で、過酷な使用条件に耐えやすい特徴があります。
この選択肢は正解です。

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