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この過去問の解説 (3件)
01
小信号等価回路に関する計算問題です。
ですが、実際は簡単な回路計算となっています。
まず始めに、入力側、出力側でどのような電圧が加わっているのか整理していきます。
●入力側
vi = vgs
回路図において、viとvgsの間に何も負荷が接続されていないので、
viはそのままvgsとなります。
●出力側
rdとRLと2つの抵抗が並列に接続されていますが、rdはRLに比べて十分に大きいと定義されており、電流はほぼ流れないため無視します。
gmvdsは理想電流源であることから、オームの法則に従ってvoを表すと
vo = −RLgmvgs
となります。
ここでマイナスがついているのは、回路図中でvgsの向きを正とした場合にvoの向きが逆になるためです。
この回路の電圧増幅度がAv =|vo/vi|と定義されているため、
viとvoそれぞれに代入をすると
Av=|vo/vi|= |− gmRLvgs/vgs|=|-gmRL|= gmRL
となります。
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02
問題文に、「抵抗rdはRLに比べて十分大きい」とあります。
よって、電流源gmvgsから供給される電流はすべてRLに流れると考えると
v0 = gmvgs × RL
vi = vgsより
Av = v0/vi = gmRL と表現されます。
よって正解は1です。
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03
電子回路に関する問題です。
電圧増幅度Av=v0/viを近似する式を選択する問題です。
電圧増幅度は出力/入力となるのでまずはそれぞれの式を求めていきます。
問題図より入力viはG(ゲート)ーS(ソース)間の電圧と等しいといえるので次のようになります。
・入力vi=vgs
続いて出力電圧v0を求めますが、ここで問題の条件より抵抗rdは抵抗RLに比べて十分大きいとあるので抵抗rdは無視できます。
よって出力電圧v0は電流源gmvgsと抵抗RLのみを考慮し次のようになります。
・出力v0=gmvgsRL
出力と入力を求めることができたので電圧増幅度Avが求まります。
・電圧増幅度Av=v0/vi=gmvgsRL/vgs=gmRL
以上となります。
こちらが適切な解答となります。
見た目は難しく感じるかもしれませんが、よく文章を読み、回路の流れを読み解ければオームの法則の知識だけでこの問題は解けます。
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