第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和7年度(2025年)下期
問50 (機械 問8)

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問題

第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和7年度(2025年)下期 問50(機械 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章は、電力用コンデンサに関する記述である。
電力用コンデンサには、進相コンデンサ、調相コンデンサ及び直列コンデンサがあり、さらにフィルタ用コンデンサやサージ吸収用コンデンサなどを含めることがある。電力用コンデンサは、一般的に複数枚の薄葉誘電体を金属はく電極とともに巻き込み、リード線を引き出した単位コンデンサの集合で構成し、容器などに収納したものである。また、電極として蒸着金属が用いられることがある。誘電体には、広い面積にわたり厚さが均一であること、適当な機械的強度を有すること、誘電率が( ア )その温度変化が少ないこと、誘電正接が( イ )絶縁抵抗及び絶縁耐力が( ウ )こと、耐熱性に優れ長期安定性に優れていることなどが求められる。
電力用コンデンサの( エ )点検としては、油漏れ、発錆、がいしの汚損、容器の変形、端子部の過熱及び機器の異常加熱などの有無について確認を行う。また、数年ごとあるいは異常発生時に行う( オ )点検として、( エ )点検項目のほかにコンデンサの静電容量・損失の測定、端子-外箱間の絶縁抵抗測定、耐電圧試験などを実施する。

上記の記述中の空白箇所( ア )~( オ )に当てはまる組合せとして、正しいものを次のうちから一つ選べ。
  • ア:高く  イ:大きく  ウ:高い  エ:日常  オ:特別
  • ア:高く  イ:小さく  ウ:高い  エ:日常  オ:特別
  • ア:高く  イ:小さく  ウ:低い  エ:特別  オ:日常
  • ア:低く  イ:大きく  ウ:高い  エ:特別  オ:日常
  • ア:低く  イ:大きく  ウ:低い  エ:特別  オ:日常

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この過去問の解説 (1件)

01

電力用コンデンサの誘電体特性と

保守点検の種類に関する穴埋め問題です。

選択肢2. ア:高く  イ:小さく  ウ:高い  エ:日常  オ:特別

ア:高く

コンデンサの静電容量は誘電率と電極面積に比例し、

電極間の距離に反比例します。

そのため、同じ電極面積でより大きな静電容量を得るためには、

誘電体の誘電率が高い必要があります。

 

イ:小さく

誘電正接は、誘電体内で生じるエネルギー損失の割合を示します。

発熱や電力損失を抑えるには、

誘電正接は小さくする必要があります。

 

ウ:高い

漏れ電流を防ぐための「絶縁抵抗」や

高電圧に耐えるための「絶縁耐力」は、

どちらも高い必要があります。

 

エ:日常

油漏れなどの外観確認のように、

運用中に目視などで異常の有無を確認する日常的な点検です。

 

オ:特別

数年ごとや異常発生時に行われる点検で、

日常点検の項目に加えて、静電容量・損失の測定、

絶縁抵抗測定、耐電圧試験などの精密な試験・測定を実施する点検です。

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